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2021/12/13

4年生 地震体験&防災教室

| by 三重北小HP管理者

先週、3・5・6年生の子どもたちが防災について学びました。そして、13日に4年生が、三重県防災啓発車「まなぶくん(起震車)」を使って、地震の体験をしたり、本校が避難所となった際に、子どもたちがどのような役割を行うかなどを学んだりしました。
子どもたちは地震体験者に乗り込み、頭を抱えて「だんごむし」の姿勢で揺れを体験しましたが、ほとんどの子どもが
「怖かった!」「震度6強は絶対に立っていられない」「地震体験後は体がフラフラ」などの感想を話していました。
地震体験の後は、四日市大学の鬼頭教授から、災害に備え、どのような準備が必要かを教えていただきました。
鬼頭先生のトイレットペーパー等の備蓄の量(16ロールを8個)を聞いて、子どもたちはびっくりしていました。
さらに、三重北地区自主防災会の方々と一緒に簡易トイレの組み立てや、プールの水を使ってトイレの水を流す訓練を行いました。
また、尿を固めるための「高吸水性樹脂(保冷剤や紙おむつなどにも使用されています)」で、実際に水を入れたときには袋の中をのぞき込み、触って固まることを確かめていました。
最後に、支援物資配分訓練を行い、子どもたちの代表が、水分などを袋詰めして、参加者に配付し、訓練を終了しました。
この学習中、子どもたは自分の事として受け止めて活動し、肌で防災を感じ、考えた時間でした。
自主防災会の方からは、「三重北の4年生は、頼りになるなあ」とのお言葉をいただきました。
ぜひ、この日、子どもたちが感じたことや考えたことを、家族で防災について考える機会にしてください。
18:31