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2024/11/03

【南中散歩道】アケビ

| by 南中HP管理者
里山を歩いているとアケビを見つけました。


アケビ(木通)は山野に生え、茎は蔓になって、他の樹木などに蔓が絡みついて(Z巻に絡みつきます)生長する植物です。アケビの名の由来は、秋に楕円形の果実がつき、熟すと縦に割れて白くて甘い果肉と黒い種子を覗かせる様子から、「開あけ実み」の意味で名付けられたようです。果期は9~10月です。受粉に成功した個々の雌しべは、成長して果実(液果)となり、1果柄に2 ~3個集まってつき、長楕円形で6 cmほどまで成長して、熟すと淡灰紫色や黄褐色に色づきます。熟した果実の果皮と、黒い種子を包む白い果肉(胎座)は食べられます。昔から山遊びする子供の絶好のおやつとして親しまれてきた経緯があります。



【注意】ビワの実など果実を採るとき、生えているところが私有地の場合は、所有者さんのものなので勝手にとらないように注意しましょう。また野草や果実など、美味しそうに見えても食するときは、必ず専門家や家の人に判断してもらい食べるようにしましょう。毒がある野草や果実もあるので注意しましょうね。
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