歩いていると橙色の花を見つけました。よく見ると茎にムカゴがなっていました。
この花はオニユリ(鬼百合)と思われます。グアム東部、中国、朝鮮半島、日本に自生します。平地から低山で普通に見られます。草丈は1~2m程となる大型のユリです。葉は互生し、小さめの披針形です。花季は7~8月で、花弁はオレンジ色、濃褐色で暗紫色の斑点を生じます。花弁は強く反り返ります。種子は作らないようですが、葉の付け根に暗紫色のムカゴを作ります。鱗茎はヤマユリと同様、ユリ根として食用となるようです。
【注意】野草や果実など、美味しそうに見えても食するときは、必ず専門家や家の人に判断してもらい食べるようにしましょう。毒がある野草や果実もあるので注意しましょうね。