【令和4年度JA共済小・中学生書・交通安全ポスターコンクール】
書道の部へ三重県内の454校より27,755人、交通安全ポスターの部には、三重県内の273校より3,821人の応募がありました。
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応募多数の中、交通安全ポスター個人の部にて、1年生2名の生徒作品がそれぞれ「銅賞(JA共済連三重本部長賞)」、「三重テレビ賞」をいただきました。よく頑張りました。おめでとうございます。
【南中散歩道】冬の田畑を眺めていると~白菜を発見~
冬の田畑を眺めていたら、白菜を見つけました。なぜか、白菜1つ1つを縄で縛ってありました。気なったので、白菜について調べてみました。
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白菜の原産地は中国で、結球する印象が強いのですが中国では結球しない品種も多いようです。原種であるブラッシカ・ラパ(菜の花)は、紀元前の中国大陸に伝わると栽培されるようになり、11世紀頃に結球型となりました。
白菜は、明治以前から何度も日本に伝来していたのに、なぜ栽培が成功しませんでした。これは「日本にあった漬け菜やカブやアブラナと花粉が交配してしまって、白菜の特徴を失ってしまっていたからだ」と考えられています。その後、改良され日本でもたくさん栽培されるようになりました。冷涼な気候を好み、栽培適温は15~20℃とされます。このため、日本では晩夏から初秋にかけ播種し、間引きしながら育て初冬から春先にかけ収穫します。
結球のプロセスはとてもデリケートで、15~20℃の気温と、本葉18~20枚に生育している条件が重なると結球が始まるようです。越冬時は、玉の上部を外葉ごとひもで縛ることで内部の玉になった葉を雪や霜の害から守ります。霜や気温が0度以下になった場合に、細胞内の水分が凍結し、葉が枯れてしまう「霜枯れ」が起こるのを防止する目的です。こうすることで外葉が霜で痛んでも、中の玉は瑞々しくなります。