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2024/07/29

【南中散歩道】葛

| by 南中HP管理者
歩いていると葛のつるが成長して大きな葉が生繁っていました。その中に葛の花を見つけました。


クズ(葛)はマメ科クズ属のつる性の多年草です。温帯および暖帯に分布し、日本各地のほか、中国からフィリピン、インドネシア、ニューギニアに分布しています。山野の林内や林縁、土手、河原などに自生しています。大型のつる性多年生草本で、至るところに旺盛につるを伸ばして茂ります。地面を這うつるは、他のものに巻きつくか地面を這って10m 以上に伸びます。花期は7~9月ごろです。葉腋から総状花序が上向きに立ち上がり、甘い芳香を発する蝶形花を房状に密集してつけ、下から順に咲かせます。花色には変異がみられ、白いものをシロバナクズ、淡桃色のものをトキイロクズと呼びます。また古来から日本では、根を用いて食材として利用されています。


【注意】野草や果実など、美味しそうに見えても食するときは、必ず専門家や家の人に判断してもらい食べるようにしましょう。毒がある野草や果実もあるので注意しましょうね。
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