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2024/09/14

【南中散歩道】紺色の花

| by 南中HP管理者
朝歩いていると道端に紺色の花に出会いました。


この花はアサガオ(朝顔)と思われます。アサガオの原産地はヒマラヤ地方、熱帯アジア、あるいは熱帯アメリカなど諸説あります。日本で最も発達した園芸植物で、古典園芸植物のひとつでもあります。茎はつる性(Z巻き)で、葉は広三尖形で、ふつう3裂しますが、まれに分裂しないものもあります。花は大きく開いた円錐形で、7月中旬~10月上旬に開花します。1輪の花は,外側から萼5、花弁5(1)、おしべ5、めしべ1を有します。アサガオは色彩も豊富です。原種は薄い青色ですが、品種改良によって白、紅色、ピンク、紫、濃紺、浅黄色等の品種が生まれました。また、茶色、灰色、黒鳩色、紅鳩色、葡萄鼠色など通常の花色としてはかなり特異な品種も存在します。日本への伝来は、奈良時代末期に遣唐使がその種子を薬として持ち帰ったものが初めとされています。『和名抄』『古今和歌集』に名がでてきます。
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