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2024/08/31new

【南中散歩道】アゲハ蝶

| by 南中HP管理者
暑い中花の上にとまっているアゲハ蝶を発見しました。


このアゲハ蝶はナミアゲハ(並揚羽)と思われます。アゲハチョウ属に分類されるチョウの1種です。日本では人家の周辺でよく見られるなじみ深いチョウです。成虫は4 ~ 6cmほどで、夏に発生する個体(夏型)は春に発生する個体(春型)よりも大きいです。翅は黒地に黄白色の斑紋や線が多数入ります。さらに後翅には水色や橙色の斑紋もあり、尾状突起の内側には橙色の円形の斑点があります。この橙色の斑点は目玉模様(眼状紋)としての役割をもち、鳥などから頭を守る役割があると考えられています。外見はキアゲハによく似ていますが、ナミアゲハは翅の根もとまで黄白色の線が入り、全体的に黒い部分が太いです。地域にもよりますが、成虫が見られるのは3 ~10月くらいまでです。
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