歩いていると土の中から何か突き出ているものを見つけました。
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これはフキノトウ(蕗の薹)と思われます。地下茎から大きな苞をつけた花茎(花穂)が伸び出し、これをフキノトウ(蕗の薹)と呼んでいます。花期は早春の3 ~5月頃になります。フキノトウは株が異なる雌雄異花です。フキノトウは2月 ~3月に、蕾の状態で採取され、新鮮なものはほろ苦い味と、特有の香りが春の味覚として好まれています。灰汁抜きなどをして調理します。古くから数少ない日本原産の野菜として利用され、8世紀ごろにはすでに栽培も始められていたようです。
【注意】
筍や山菜など野草を採るとき、生えているところが私有地の場合は、所有者さんのものなので勝手にとらないように注意しましょう。