1年生の理科で顕微鏡を使った観察がおこなわれていました。
理科の先生より顕微鏡で撮影した水の中の微生物を見せてもらいました。
この生物はミジンコと思われます。背中の方に今にも孵化しそうな卵の中にミジンコの赤ちゃんを観察することが
できました。ミジンコ(微塵子)は、水中でプランクトンとして生活する、微小な甲殻類です。背甲の下に卵を抱えて孵化します。ミジンコに見られる大きな眼は、横から見ると左右あるように思えますが、実際は左右が融合した1つの複眼です。正面から見ると一つ目のお化けのように見えるようです。ミジンコには、自分と同じクローンしか産まない単為生殖期と、交配して子孫を残す有性生殖期があります。一般的に、通常(環境の良いとき)はメスを産み、生存危機が迫ったときにだけオスを産んで交配するといわれています。世界的に分布し、日本でも全土に分布、浅い池沼に生息します。