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2025/01/05

【南中散歩道】紐を巻いた白菜

| by 南中HP管理者
寒い中、畑に紐を巻いたハクサイ(白菜)を見つけました。


ハクサイ(白菜)は、アブラナ科アブラナ属の二年生植物です。日本では冬の野菜として好まれ、多く栽培・利用されています。11月以降、触ってみてしっかり葉が固く巻いていたらハクサイの収穫に入り、株の根元を切って収穫します。また越冬時は、玉の上部を外葉ごとひもで縛ることで内部の玉になった葉を雪や霜の害から守ります。霜や気温が0度以下になった場合に、細胞内の水分が凍結し、葉が枯れてしまう「霜枯れ」が起こるのを防止する目的があります。この作業を行い、ハクサイの株を畑で貯蔵でき、春まで必要なときに随時収穫できるようです。
ハクサイの原種はブラッシカ・ラパという野生植物です。2300万年前よりあとの太古の時代に地中海東部沿岸からギリシャ付近でアブラナ属の祖先植物から派生して生まれたようです。

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