司書の服部さんからの6月の本の紹介です。
将来どんな仕事をしてみたいか・・・と考えたときに、好きなことや得意なことがあればそれに関する仕事が思いつくかもしれません。反対に、まだ何も想像できないという人もいるかもしれませんね。
この4月から、国を中心にさまざまな形で働き方を見直す「働き方改革」が行われています。
みなさんが大人になったとき、よりよい環境で働くことができる世の中になっているといいですね。
『声のお仕事』
川端裕人(文芸春秋)
「バックホーム、落とすんじゃねぇぞ!」
「逆転されちまったじゃねぇかよ。」
これは青春スポーツ物語?と思ってしまいますが、実『センターライン』という人気アニメの声優オーディションの現場から始まるお話なのです。
勇樹がゲットしたのは、主役のカズキが恋する先輩の飼い犬役でした…
ひとつの番組を声優や裏方などチーム全員で作っていく姿がステキな一冊です。
『14歳からの仕事道』
玄田有史(理論社)
働くってどういうことなのかな?
漠然としたイメージしかわかなかったり、全くイメージができない人もいるかもしれません。
でも、やりたいことが見つからなくてもそんなに気にすることはないのです。
著者の玄田さんは、大切なことさえ身についていれば、やりたいことは最終的に「出会う」ものなので全然大丈夫だと教えてくれます。
この本を読めば、仕事に対する考え方のヒントがみつかるかもしれません。
↑6月の本です。
↑図書委員さんが作ってくれた「おすすめバルーン」です。
↑おすすめポイントが紹介されています。
↑6月は雨が多いので、じっくり本と向き合ってみましょう。
↑新着の紹介です。