１１月７日（月）
二十四節気の「立冬（りっとう）」を迎えました。よく晴れて気持ちの良い朝ですが、心なしか吹く風に冷たさを感じます。



気持ち良い朝の陽ざしを浴びながらの朝練の様子です。

【南中散歩道】赤い実～南天（なんてん）の実～
ふと頭上を見ると小さな赤い実が、青空にひときわ美しく映えていました。

おそらく「南天（なんてん）」と思われます。赤い実には咳を鎮める効果があることから、南天の成分を含む「のど飴」もあり、南天と聞いてのど飴を連想する人も多いのではないでしょうか。南天は、古くから「難を転ずる」の語呂から縁起のいいものとされていて、お正月飾りとして使われることもあります。

南天と同じくお正月の生け花や寄せ植えにされている「万両（まんりょう）」や「千両（せんりょう）」も秋から冬にかけて同じような赤い実を付けます。一見すると同じような赤い実なのですが、それぞれ実の付き方に特徴があります。

こちらが万両、実はサクランボのように垂れ下がって付いています。

そして、こちらが千両、実は葉の上に固まって付いています。

南天、千両、万両、それぞれ花の少ない冬場に赤い実で彩りを添えてくれます。