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2024/09/22

【南中散歩道】ヒガンバナ

| by 南中HP管理者
田んぼを眺めていると、赤い花(ヒガンバナ)があちらこちらに咲いていました。


ヒガンバナ(彼岸花)の原産地は中国大陸です。日本においては史前帰化植物に分類されます。分布は日本全国で見られます。名前のとおり、秋の彼岸(9月)の頃に、突然に花茎を伸ばし鮮やかな赤い花を咲かせます。秋の終わりに葉が伸びて翌年の初夏に枯れるという、多年草としては特殊な性質を持っています。日本列島のヒガンバナは一般的には種子を作らず、土の中で球根を旺盛に分球して繁殖します。このため遺伝的には同一遺伝子を有し、同じ地域の個体が開花期や花の大きさや色、草丈がほぼ同じように揃うのは、クローンであるためのようです。
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