今日の6限目に3年生は人権学習を行いました。
授業で取り上げた内容は
新型コロナウィルスがもつ病気以外の側面についてです。
三重県内でも、新型コロナウィルスの感染が確認された市民の家に
石が投げ込まれるなどの事件が発生しました。
それは、新型コロナウィルスのもつ病気以外の顔
「差別」の顔があらわれたからです。
授業では
そういった事例をあげながら
「なぜ、病気から差別につながるのか?」
「差別につなげないためには、自分はどうすればいいのか?」
生徒に、いろいろな質問を投げかけました。
あるクラスでは、
自粛警察の話が出てきました。
自粛警察は、「差別なのか」「みんなのための行動なのか」議論になりました。
生徒からは
「同じ行動でも、考え方で差別にもなるし、差別にならない時もあると思う。例えば、他県ナンバーを見た時、周りの人も不安で怖がっているし、注意しよう。という考えだったら、いいけど、
他県は感染してる人がほとんどだと決めつけて注意するのは差別だと思う。」という意見が出されました。
生徒一人一人が真剣に新型コロナウィルスについて考える時間になりました。
他の学年でも、同じような内容で、コロナウイスの病気以外の側面について考えていきます。