里山を歩いているとワラビの新芽を発見しました。
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ワラビ(蕨)はシダ植物の1種でコバノイシカグマ科に属します。世界の温帯から熱帯にかけて広く分布します。草原、谷地、原野などの開けた日当たりのよいところに群生しています。長い根茎が分岐しながら地下を横に這い、所々で新芽を出して葉が開き、成長すると0.5~ 1m くらいの背丈になります。ワラビの新芽は山菜のひとつに数えられています。春から初夏にまだ葉の開いてない若芽(葉)を採取し食用にしますが、この若芽は毒性があるため生のままでは食用にできません。伝統的な調理方法として、熱湯(特に木灰、重曹を含む熱湯)を使ったあく抜きや塩漬けによる無毒化が行われます。丁寧に灰汁抜きをしたあとに、おひたしや和え物、味噌汁の実、煮物、炒め物などに調理します。他の野菜にはない独特な風味が味わえます。
【注意】
筍や山菜など野草を採るとき、生えているところが私有地の場合は、所有者さんのものなので勝手にとらないように注意しましょう。