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2019/08/22

中体連の大会を振り返って

| by 南中HP管理者
7月13日から始まった中体連の大会。
地区予選、県大会、東海大会、全国大会が終わりました。
競技によっては水泳は新人戦が終わり、陸上は明日から地区予選を迎えますが。

いくつかの試合の応援に駆け付け、間近で観戦しました。
勝負に勝ち、とびっきりの笑顔がはじけたり、チームメイトとともに喜び合ったり、
試合に負け、悔し涙を流したり、肩を落とす仲間の方を優しく包み込んだり、
数々のドラマに感動しました。
どの競技も、どの試合も大変素晴らしかったです。
同じ時間を共有でき、選手の皆さんに感謝するとともに、次の言葉を思い出しました。
「サッカーは子供を大人にし、大人を紳士にする」

これは、日本サッカーの父といわれるデットマール・クラマー氏の言葉です。
サッカーの部分はどの競技にも置き換えることができます。
練習や試合、大会を通して、その競技の技術や戦術だけでなく、様々な「力」を身につけてきたことをすごく感じました。
真剣に競技に打ち込む集中力、最後まであきらめない粘り強さ、苦しくても我慢する力・忍耐力、大きな相手や格上の相手に向かう勇気・チャレンジ精神・向上心、与えられた役割を着実に果たそうとする責任感、アドバスや指示を受け止める素直さ・謙虚さ、ゲームプラン通り試合を進める賢明さ、ルールや規律、チームの約束事の遵守、自分の弱さに負けないセルフコントロールする力、最後まできちんと自分を律する力、仲間への信頼や思いやり、支えてくれる人たちへの感謝、対戦相手や審判へのリスペクト、……
素晴らしい力をすごく感じました。

また、前述のクラマー氏は次の言葉も残しています。
「試合終了のホイッスルは、次の試合へのキックオフの笛である。」
大会は終了しましたが、次の試合のための準備をしないといけません。
3年生は進路選択および決定に向けて、2年生と1年生はは学校生活や部活動の中心として、良い準備を進めていかないといけません。
部活動を通して身につけた力を、様々な場面で発揮してくれることを心から期待しています。
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