お昼の放送より
2011年3月11日14時46分、日本の太平洋三陸沖を震源(しんげん)として大きな
地震が発生しました。東日本大震災を引き起こし、東北から関東にかけての東日本
一帯に甚大な被害をもたらしました。戦後の国内観測史上、最大の地震であり、多くの建物が倒壊したり、津波で流されたりしました。この地震による死者は
約16,000人、行方不明者は約2,500人、負傷者は約6,000人です。
そして、岩手県大船渡市(おおふなとし)では現在、山火事で市の面積の9%が燃え、避難している方々がいます。
今でも地震の影響で故郷に戻れなかったり、避難したままだったりと、生活が一変(した方も数多くいます。今日で震災から14年を迎えました。小さい子供達は震災後に
生まれているため、あの時の出来事を語り継ぐことが必要です。また、昨年の
お正月に発生した能登半島沖地震の影響で、今も多くの人々が苦しい状況に
あります。今日は、被災された方々のことを想うと共に、自分自身の防災意識
も高める一日としましょう。

