８月１４日（日）
只今【学校閉校期間中】８/10（水）～16（火）

「剣道部男女」と「柔道部男女」の部活動紹介を更新しました。

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ぜひ、ご覧ください。

【南中散歩道】大きなソテツ～１０年に１度～
散歩中、大きなソテツに出会いました。気になり調べてみることにしました。


ソテツは裸子植物のソテツ科の常緑低木で、写真はソテツの雄花になります。ソテツは漢字で「蘇鉄」と書き、鉄を肥料にすると樹勢が増すため、枯れかかった時に鉄の釘を打ち込むと蘇ることに由来するそうです。成長すれば樹高は8 m以上に達し、その際でも移植が可能な位に強健です。葉はその先端に輪生し、全体としては幹の先に杯状にまとまって葉がつきます。雌雄異株であり、雄花は幹と同じくらいの太さの松かさを長くして、幹の先端に乗せたような形で、松かさの鱗片に当たる部分の裏一面に葯がつきます。雌花は茎の先端に丸くドーム状に膨らみ、雌しべを個々に見ると上半分は羽状複葉の葉が縮んだ形で下半分の軸には左右に胚珠が並びます。

ソテツは、恐竜時代のジュラ紀から生息していたとされ「生きる化石」とも呼ばれています。また、６～８月ごろに花が咲きますが、開花するのは１０年に１回といわれています。散歩中、ジュラ紀の様子を思い浮かべた一時を過ごしました。