【南中散歩道】ん?この花は?
秋が少しづつ深まる中、南中学校の武道場の南側の土手で「ピンク色の奇麗な花」に出会いました。
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気になったので調べてみました。おそらくこの花「芙蓉(ふよう)」と思われます。7~10月初めにかけてピンクや白で直径10~15cm程度の花をつけます。朝咲いて夕方にはしぼむ1日花で、長期間にわたって毎日次々と開花します。中国の中部を原産とする「アオイ科フヨウ属の落葉低木」です。その儚さが風情を感じさせので、中国や日本では絵画、詩歌の題材となり、着物や工芸品にデザインされることが多いようです。花言葉は「繊細な美」と書いてありました。
※夏の名残り~芙蓉(ふよう)と木槿(むくげ)~
8月に紹介した「木槿(むくげ)」です。花は夏から秋、7~10月初めにかけて咲き、枝先の葉の付け根に白色、桃色、紫色など様々な色の美しい花をつけます。花は一日花で、朝に開花して夕方にはしぼんでしまいます。木槿も「アオイ科フヨウ属落葉樹」で、一見すると芙蓉と見分けがつきません。
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見分け方は、雄しべがまっすぐ伸びているのが木槿、雄しべの先が5本に分かれて上向きに曲がっているのが芙蓉です。葉っぱも花より小さくて卵形なのが木槿、花と同じか大きくて五角形なのが芙蓉です。
こちらが「芙蓉(ふよう)」で、
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こちらが「木槿(むくげ)」です。
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芙蓉も木槿も夏の花なので、間もなく見納めとなりそうです。