8月13日(土)
只今【学校閉校期間中】8/10(水)~16(火)
「ソフトテニス部男女」と「バスケットボール部男女」の部活動紹介を更新しました。
テニス男女.pdf バスケ男女.pdfぜひ、ご覧ください。
【南中散歩道】赤い紫蘇(シソ)
散歩中、赤いシソが目に入ってきました。本来、シソといえば赤ジソのことで、青ジソ(大葉)は赤ジソを改良して産み出されたものです。
シソは、ヒマラヤやミャンマー中国南部などが原産で、日本には中国から伝わったとされ、縄文時代の遺跡からもシソの種実が出土しています。シソは漢字で「紫蘇」と書き、伝説で若者が蟹による食中毒を起こし死にかけた時に、シソの薬草を煎じて飲ませたところ回復したことから「紫の蘇る草」の意味でついたようです。花期は晩夏のころで、白から紫色の花穂が次々と開花します。また、赤ジソ(赤紫蘇)は、アントシアン系の赤橙色のシアニジンと言う色素成分を含み、梅干しを作る際に梅の成分であるクエン酸によってシアニジンが強く赤く発色することで、梅干しの発色や漬物の色づけに使われます。
青紫蘇(大葉)は、強い防腐・殺菌作用を持つ他、食欲増進や健胃作用もあります。食欲が落ちやすい夏にぴったりの食材です。薬味としてだけでなく、天ぷらやサラダなど積極的に取り入れて夏バテを防止しましょう。一方、赤紫蘇は生ではほとんど味がないので、青紫蘇のような生で使うようなレシピには使わないようです。
【注意】野草や果実や球根など食するときは、必ず専門家や家の人に判断してもらい食べるようにしましょう。