司書の服部さんによる10月の本の紹介です。
新人戦や文化祭の準備、そして受験勉強等に忙しいかもしれませんが、
秋の夜長、ちょっと時間を作って、本の世界に行ってみてはいかがでしょう。
ようやく秋の気配を感じるようになりました。
秋といえば、スポーツの秋、読書の秋・・・。
何かにチャレンジしたくなる人も多いのではないでしょうか?
でも、やっぱり・・・たくさん美味しいものが実る季節。
食欲の秋!ですよね。
今月は、食欲がわいてくるような本を紹介したいと思います。
『田沼スポーツ包丁部!』
秋川滝美 (幻冬舎)
学生の頃の経験を生かせると「田沼スポーツ」というスポーツメーカーに入社した大地でしたが、配属されたのは登山やキャンプ用品を売る営業部。
おまけに、ひょんなことから先輩に言われるがまま、アウトドアクッキングのイベントの責任者に抜擢され・・・。
釣った魚をさばいて塩焼きにしたり、デザートにマシュマロフォンデュを作ってみたり。
野外で料理するのが楽しくなりそうな一冊です。
『スープ屋しずくの謎解き朝ごはん』
友井羊 (宝島社)
出社前、いい匂いに誘われて「スープ屋しずく」に近づくと、思いがけずOPENの札が・・・。
朝は口コミだけの営業らしく、メニューも一つしかありません。
本日のスープ「ジャガ芋とクレソンのポタージュ」は、忙しい毎日を過ごしていた理恵の疲れをいやすだけでなく、心も満たしてくれるのでした。