【港中学校の校舎の主な特徴】
町並みとの調和を図った「やさしい勾配屋根」の学校です・勾配屋根や外壁をタイル張りにすることにより、景観のみならず、将来の屋根防水や外壁補修の修繕費の削減に配慮した設計です。
・教室にバルコニーを設置することにより、避難や窓清掃を容易にし、夏の直射日光の遮断を図っています。
・旧校舎の場所ではなく、グランドの西側に建てることにより、工事期間中、従来の校舎での学校生活を維持するとともに、仮設校舎や引越し代のコスト削減と工期の短縮を図りました。
・教室ゾーン、管理ゾーン、地域開放ゾーンはそれぞれ中庭との連続性に配慮して配置し、学校生活の中、中庭の開放感や自然の安らぎが様々な場所で感じ取れるよう図っています。
・管理諸室は南側校舎の1階に配置し、職員室は正門、昇降口や運動場が見渡せる設計です。
・また、周辺の環境や街並みにも配慮しています。
環境にやさしく、環境教育に貢献する学校です
・太陽光発電設備を屋根面に配置し、発電量を常時表示するパネルを生徒昇降口に設置し、環境意識を育てるよう工夫しています。
・屋根面への降雨を雨水貯留槽に蓄え、トイレ洗浄水、花壇の水やりに利用しています。また、児童・生徒が貯水量を目視できる仕組みになっています。
・勾配屋根を活用し、自然通風、自然換気による快適な居室環境の大切さを体感できます。
・廊下トイレの照明を人感センサーによる自動点滅として、節電を図っています。
生徒の安全を見守ります
・職員室を周囲が見渡しやすい位置に設置しています。
・各所にテレビカメラを設置しています。
・7時45分から21時30分まで常駐管理者を配置し、来客の応対や、構内巡回、鍵の管理などを行います。
地域の防災拠点としての機能を果たします
・建物の耐震性を十分に確保しています。・非常用汚水槽や耐震性貯水槽、非常用発電装置を設置しています。
地域開放ゾーンを設けています
・家庭調理室や図書室、コンピューター室、多目的会議室などを南側校舎の2階に集約して、利用しやくしています。全ての環境でのバリアフリーを実現しています
・昇降口から教室に入るまで、また運動場や中庭への出入りもゆったりとしたスロープによって、快適に移動できます。
・誰もが使いやすいユニバーサルデザインで、多目的トイレやシャワー付きの多機能トイレを設置しています。
・エレベーターを設置し、縦の動線のバリアフリーを実現しています。