先週木曜日は、道徳の示範授業をおこなっていただきました。岐阜聖徳学園大学教育学部の山田貞二先生にズームで授業をしていただき、私たち教師も道徳の授業について学びました。
この授業であつかった教材のテーマは、「命」であり臓器移植を通じた人の思いについて考えました。子どもたちは、臓器移植臓器移植を通じて新しい命を得た主人公の心情を考え、生死にかかわる「命」の大切さに気が付くとともに、移植体験者の経験から「命」を輝かせるにはどうすればいいかについて議論しました。
また、思考ツールとしてタブレットを用い、一人一人の考えを電子上で付箋にしるし、仲間と考えを集約していきました。
【生徒の感想】
・亡くなった人たちからの移植は、素直に喜べないかもしれないけれども、ずっと下を向いて生きるのではなく、いろいろな人に感謝して生きることが大切であると思いました。
・教科書には載っていなかったけれども、ドナーファミリーの気持ちや幸せでなかったというみゆきさんの言葉はかなり考えさせられました。目に見ないつながりや幸せを改めて感じて生きていきたいと思いました。
・移植を受けた人はうれしいと思えていると私は思っていたけれども、加藤さんのそのときの思いを聞いて、その人にしかわからない苦しみがあることも知りました。
・健康な体で当たり前のことを当たり前にできることはとても幸せなことだと気づきました。