今日は、同和問題を考える土曜活動を行いました。活動内容は、人権講演会と各学級での人権学習です。
　人権講演会では、学校からも見える『社会福祉法人永甲会　障がい者支援施設　エビノ園』職員の寺輪知樹さんにお越しいただき、エビノ園のことやそこで働くなかで気づいたことや感じたことなどを、寺輪さんの言葉で丁寧に分かりやすく話していただきました。お話のなかでは、『里人さんの立場になって接している。』という言葉が心に残りました。相手の方がどのような気持ちでいるのか、自分の行いによって相手の方がどのように感じているのか、察（さっ）することはなかなか難しいかもしれませんが、『相手の立場になって考えよう』とすることが、とても大切なことなのだろうと思いました。
　このことは、私たちの日常でも同じことなのではないでしょうか。学校生活（各教科・ショートＭＨＴなどの活動）を通して、『相手の立場になって考えてみる』ということを多くの仲間と関わり（コミュニケーションをとり）ながら実践してみてはどうでしょう。
　本年度は、新型コロナウイルス感染症の影響もあり、校外での活動がなかなか難しいのですが、生徒の皆さんには、学校外で仕事をされる方の話や姿から多くのことを学んでほしいと感じました。
　寺輪さん、本日はありがとうございました。