11月30日は、土曜授業として学校公開日でした。
2限目は各学年が行った人権学習の報告がありました。2学期を中心に重ねた学習やその中で気づいたこと、考えたこと、行動したいと思ったことを伝えました。
3限目は、ヒューリアみえ
(反差別・人権研究所みえ)の荻田実樹先生をお迎えし、講演をしていただきました。自分自身の半生を振り返り、弱い自分を隠していたこと、自分自身を差別していたけれど、そのことに気づいたのは、”差別を許さない立場”に立った仲間との出会いがあったからこそであり、そして、「このままの自分も悪くない、ありのままの自分で大丈夫」と思えたという話がありました。また、「仲間に相談できる自分、仲間に相談してもらえる自分になっていきたい」とも話されました。
これらすべての話は、みなさんが人権学習で考えたものとたくさん重なる部分があったように思います。自分に矢印を向けてみて、考える時間になったのではないでしょうか。
さらに、4限目には異学年意見交流会がありました。「差別のない社会を目指して、私たちにできること」と題して、具体的にできる行動はなんだろうかという話し合いをしました。先輩がグループの話し合いをリードして、意見を紡ぐ様子があり、とても頼もしく見えました。いろんな角度からのアイデアが出て、さまざまな視点が持てました。
今日は、”自分はどうしていくのか”と考えた1日になったことだと思います。日々の中で、つながることを考えてみてください。