昨日(16日)の夕方、職員室前の植え込みで、蝉(せみ)の羽化《うか:昆虫(こんちゅう)が幼虫から成虫になること》を見ることができました。私自身、初めて見ました。
私が小学生くらいの頃は、自宅近所でカブトムシの幼虫をとってきて成虫になるまで観察してきたことはありましたが、自然の状態での羽化を目(ま)の当たりにできて感動しました。はねの部分が、何とも言えないきれいな薄緑(うすみどり)色をしていました。周囲を見ると、同じく蝉の幼虫の抜(ぬ)け殻(がら)がいくつかあり、何匹かの蝉がここから飛び立っていったようです。
これまで雨が多かったためかもしれませんが、蝉の鳴き声をあまり聞くことはありませんでしたが、昨日は久々に雨も上がり、朝からよく鳴いていましたね。
蝉は、その一生の大部分を地下で過ごすと言われます。地上での生活は、数週間程度とも言われています。
生徒の皆さんは、あと約1~2年で義務教育期間が終わり、次のステップまたそれから先の人生に向けて大きく羽ばたいていくこととなります。今(毎日)が、そのための準備期間でもあります。この中学校生活の中で、いろいろな力をしっかりとつけていってください。
もし、今回のような場面を見たときは、興味と時間、チャンスがあれば観察してみてください。(今回の内容について、虫が苦手な人にはごめんなさい。)