GIGAスクール、一人一台タブレットなど日本の教育現場で、ここ数年の間に授業中の様子が大きく変化していったことは本HPでも日々紹介していますが、中学校においてICT活用の基礎を固め、要となる役割を果たしている教科が技術科です。1年生の技術科ではタブレットを使って、基本的な操作を学んでいます。これらの操作手順が今後の、他教科の学習活動に活かされ、教科横断的な学びとなります。
　タイピングソフトを使って、ホームポジションを意識し、両手で文字を入力することを練習しています。この学習は5時間程度かけ、繰り返し練習していきます。その中で、他の仲間の様子や学習前と後の自信の姿を「比較」したり、「変化を捉え」たりしながら。学びを深めていきます。

①　タイピング練習を時間を決め各自で取り組みます。その際にホームポジションを意識することを伝えています。


②　タイピングソフトは様々なものがあり、その中から自分に合ったものを選び練習します。


③　ペアになりタイピングしている姿を動画で撮影します。撮影後にお互いに考察しあい、自分の成長に活かしていきます。


④　③の活動で気付いたことを交流し、仲間の意見を自分自身の振り返りにも活用します。


⑤　最終時には全員が同じソフトでタイピングテストを行い、決められた時間の中でどれだけ入力できたかを見ます。その際に、ホームポジションでのブラインドタッチができたかどうかも評価の対象とします。