令和7年度の西朝明中学校の校内研修(先生たちが学校全体として力をつけていくための学びの場)として、3つの柱を立て学んでいます。その中の一つが「生徒が自走する授業づくり」です。
昨年度まで研修を積み重ねてきた、ICT活用推進や論理的思考力校向上推進をさらに進化させ、四日市市全体でも令和の教育のスタンダードとして目指している「自己選択学習」を取り入れた一つの形だと考えています。
今日の1年生の保健体育科の集団行動の中で「生徒が自走できる」場面を作り研究してみました。1年生の最初ということで、決められたグループの中で、絶対解を目指す形の集団行動ではありますが、その中で生徒たちが自分たちで意見を出し合い、自分たちに最適な方法をコミュニケーションをとりながら見つけ出していく工程を、生徒たちが自走していく中で、従来から言われてきた学力の範疇を超え、四日市市がめざす子どもの姿の一つ「問題や変化に対して仲間とともに能動的に学び続ける子ども」を育てていきたいと考えます。
体育の授業ですから、まずは整列と準備運動

グループに分かれて、必要な道具(タブレット)を準備して今日の活動で何をするのかを確認します。教師よりの全体指示は基本このときのみです。生徒は今日の1時間で何を学習し、何ができるようになり、何をわかるようななればよいのかを理解して活動を始めます。


早速、前時から始めている集団行動を各グループで始めていきます。


タブレットでビデオを録画し、自分たちの活動を振り返ります。この動画の中で、見本と自分たちの動画を比較したり、過去の自分たちと今回の自分たちを比較して成長を確認しながら、自分たちの課題を見つけ、解決していきます。


確認が終わったら、チャレンジを繰り返していきます。きびきびとした集団行動になっていくよう頑張っています。


令和7年度も前年に引き続き福島カウンセラーに毎週月曜日を基本に来校いただきます。生徒も保護者もお気軽にお越しいただき、カウンセラーに相談ください。
