本日の６限目に、本校の卒業生で『西笹オリジナルソング』作成者である半田カーイオさんと若林竜次さんをお招きして「西笹ソングレコーディング完成お披露目会」を開催しました。今日は、そのオリジナルソングのマスター音源を代表生徒に受け渡しを行っていただきました。代表生徒は、音源の精鋭メンバーの一人で、熱い感謝の想いを半田さんに伝えました。
  
　その後、半田さんからこの曲が作成されるに至ったお話しをしていただきました。一昨年、『キャリア講演会』の講演にきていただいた時に、本校をテーマとした曲を作っており、合唱曲として完成させたいという思いを知りました。そこから、プロジェクトがスタートしましたが、新型コロナの流行により一時プロジェクトは見合わせられる状況が続きました。今年度に入り、教育活動も規制がなくなったことでレコーディングが再考され始めました。この曲は、ご自身が卒業するときに海外に旅立つ友だちへの思いを込めて作った曲だそうです。本校は約４割の生徒が海外にルーツをもち、卒業したあとは本当に会えなくなる状況が生まれる可能性が高い学校なので、生徒にとっては気持ちを込めて歌える歌詞となっています。またこの曲は、今後卒業式で「式歌」として歌いつがれていく予定です。話の途中には、レコーディングに至るまでのメイキング映像上映もされました。
   　
　今日は、半田さんを「キャリア講演会」にお呼びした当時の、前校長三谷雅人様にも来校いただき、一緒にオリジナルソング『また逢えるその日まで』の完成を喜んでいただきました。今日のお披露目会で、この曲が本当に自分たちだけの特別な歌に感じることができました。卒業式では今日の日のことを思い出して、「出逢えた事」の奇跡を感じながら歌ってほしいと思います。今日は全校で合唱をして締めくくりました。