学びの一体化全体会の後には、三重大学教育学部附属特別支援学校より中川克巳校長を講師にお招きし、自身の体験も交えながら「社会的自立を目指した学校教育」～「１％の可能性」を信じて！～という演題で、講演をしていただきました。中川校長が赴任された中学校の中に、外国にルーツのある生徒や家庭に課題をもつ生徒がたくさん在籍していた学校があったそうです。西笹川中学校区とよく似た状況の中で、生徒一人ひとりが自尊感情を持ち、学習意欲をもって主体的に進路を切り拓くためのキャリア教育を展開していった例をたくさん話していただきました。最後に「教師一人ひとりの使命感が厳しい現実に一筋の光（希望）を投げかける」というメッセージをいただき、それぞれの教師が使命感を感じる時間となりました。２学期からは、生徒のみなさんが表現活動を中心に活躍する場面を増やしていきたいと考えています。