学校でよく使われる特殊な用語に「単元」という言葉があります。
「分数のたし算」や「音の性質」など、各教科のひとまとまりの内容を単元と呼んでいます。当然、四月の子どもたちは新しい単元との出会いがあります。
5年生は「整数と小数のしくみ」に取り組んでいました(上の写真)。「整数や小数なんて何のことか知ってるさ」という子でも、あらためて整理しながら学ぶと、疑問がたくさん出てきます。
同じく5年生は詩を朗読して、第一連と第二連の違いに傍線をひいています。「これって、違いに入るの?」「一文字やけど違いは違いやな」。傍線を引きながら、「どうして作者はこんな違いを作ったのか」という作品の核心に迫っていきます(下の写真)。
2年生は、「グラフとひょう」。調べた結果を表にする作業に突入です。生まれて初めての「統計学」といえるのではないでしょうか。
別の2年生のクラスでは、係の分担が着々と進んでいます。
教科の学習も、クラスの体制も、いよいよ本格始動です。