本日は、1・2年生の朝の会の時間に定期的に(各クラス数週間に1度程度 サポートルーム担当の荒木教諭と西川教諭が各クラスを回って実施)行っているプリントをご紹介します。
たとえば、写真のプリントなら、いるかについて「いるか」「いかる」「りるか」の中から正しい記述を選んで〇をつけます。
もう少しレベルを上げると「しょうゆ」は「しょおゆ」か「しよおゆ」か「しょうゆ」か、などといった問いも出ます。そのほか、「いぬはないちご」を「いぬ はな いちご」に線を引いて分けるような問いもあります。
これらのプリントを時間を決めて取り組ませて採点すると、教科書の音読が苦手な子がどこでつまずくのか、など、国語のさまざまな能力がわかってきます。「しゃ」「しゅ」「しょ」のような拗音(ようおん)の読み方が定着してないのか、文を読むときに、言葉のかたまりごとに読んでいくのが苦手なのか、などさまざまな傾向が浮かび上がってきます。
このようなプリントを教育の世界ではMIM(ミム=マルチ・インストラクション・モデル)と呼んでいますが、いろいろな学力の児童に合った指導を工夫しているところです。