3年生の各教室に、大矢知地区人権協の方に来ていただき、人権についての学習を深めました。
児童には「人権協」よりも「ちょこっとさん」の愛称のが浸透しています。身の回りの「ちょっとした」一歩や思いやりを大切にしよう、と活動されている「ちょこっとさん」。震災で避難を余儀なくされている地域とのひまわりの種のやりとりでも、本校と現地の学校をつないでいただいています。
まずは、3年生の児童が育てたひまわりの種がどんなつながりを作るのか、震災当時に現地に入った経験を語っていただきました。
同じく「人を大切にする」という視点から、住みよいまちづくりについての学習です。ある街の人々のようすを描いたイラストをもとに、身体の不自由な人や重い荷物に困っている人など多くの人が住みやすい街になるように、気づいた点を発表する時間となりました。
発表者が多くて、時間が足らないほど、熱心に話し合いが進みました。生活の中の気づきは、このような授業も通して、個々のアンテナを高めることができます。気づけば、「なるほど、たしかに不便だね。ひどいね」となる点ばかり。またひとつ人権意識のアンテナを高くすることができたと思います。ちょこっとさんのみなさん、ありがとうございました。