朝8時を迎える頃の校庭には,前日未明から降り続いた雨が,大小の水たまりをいくつも作っているにもかかわらず,子どもたちの明るい笑顔と元気な声が飛び交います。その活気みなぎる光景に,これまで眠っていたかのような学校が,いつもの華やかさを一気に取りもどしました。
学校へと向かう子どもたちと朝の挨拶を交わしていると,日焼けした顔が随分とたくましく,ひとまわり大きくなったように感じられました。また,夏休みの努力の証?でもある自由作品などを大きな袋一杯に詰め込んで歩く姿は,いかにも誇らしげです。こうした朝の風景を眺めただけでも,子どもたちが夏休みの期間中,勉強はもとより,家での仕事を頑張ったり,地域の行事に参加したりするなどして,学校では味わうことのできない様々な体験をくぐりぬけてきた自信のようなものが伝わってきます。
2学期は,19日(土)に予定される運動会をはじめ,自然教室や修学旅行,社会見学など,子どもたちが心待ちにしている行事が目白押しです。また,10月を迎える頃にもなれば,勉強や読書,スポーツをするにも1年中で最もよい季節を迎えます。
一日も早く,生活のリズムを学校モードに切り替えて,子どもたち一人ひとりが,夏休みにたくわえた力を存分に発揮してくれることを期待せずにはいられません。
(写真は始業式の様子です)