標題の取り組みは,三重県が行う「みえ地物一番の日(毎月第3日曜日とその前日)」事業を踏まえ,県下の各学校では,給食における地場産物の活用を一層進め,その定着を図ることにより,地産地消に対する学校給食関係者の意識向上や保護者,地域への啓発を目的に進められています。
四日市市では,毎月第3日曜日直前の木曜日と金曜日(ただし,7月は第2日曜日直前の木曜日と金曜日)を『みえ地物一番給食の日』と定め,その日の献立や,そこで使用している地場産物に関する取り組みが行われています。
もちろん当校においても,栄養教諭である畳有香先生の指導の下,「食育」の授業をはじめ,給食だよりや委員会活動,給食時の放送,掲示物など,多彩な取り組みが計画的に進められています。以下に,6月19日(金)『みえ地物一番給食の日』の給食時間に行われた,3年生教室での様子をご紹介します。
まずは,給食時間中であることから,衛生面での配慮は欠かせません。そこで,チョークを使用せず,この日の献立に使われている四日市産,三重県産の食材カード(絵)を見せながら,それぞれの紹介が行われます。すると,子どもたちも,給食を食べながら,「イカあった!」「これがめかぶ?」などの声をあげながら,楽しそうに地物食材を探していました。さらには,三重県産の食材の豊かさに触れたことで,「三重県すごいな!」との感想も聞かれました。
ちなみに,この日の献立は〈米飯,味付けのり,牛乳,かみかみかきあげ,めかぶの味噌汁〉でした。