本日もくるべの丘にのぼりました。6年1組といっしょです。
校外に出る時は、先頭をひっぱる教員と、最後尾を歩いて信号で列が分断されても見守りできる教員と、2人で引率したいのですが、今日は人手が足りないために、担任と校長の2人体制を組みました。
さて、今日もくるべの丘は最高のお天気です。
解説ボランティアの方の案内に従って、今日は庶民が丘の上の正殿に上がっていく時の気分を味わいました。「庶民の家は竪穴式の質素な家です。その人たちがこの丘をのぼったとしたら、どんな気持ちになったでしょうか」。当時の庶民になったつもりで、クローバーに覆われた草原を歩いていきました。
一方、屋内の展示棟では、くるべがなぜ国の史跡として価値を持つのか、学芸員さんの話を聞きました。
「東大寺の大仏を建てた聖武天皇もこのあたりを行列で通って、宿泊したと考えられます。行列は約1000人・・」。「すごい」「暑い日は大変やな」という声が聞こえてきます。
「みなさんが歴史の教科書で見たことがある『勾玉(まがたま)』も目の前のガラスケースに入っていますね」「あっ、この小さいやつや」。
「でも残念ながら、ここにある勾玉はレプリカ、つまりにせものです」「ガクッ」
子どもたちの率直なリアクションも楽しく、あっという間に2時間の見学は終了しました。