特別支援学級なかよしの、校内公開授業研究会でした。
10月27日の本校の公開授業は、市内の全小中学校の教職員が見ることができましたが、今回は校内の教職員しか参加できない研修です。手作りの商品を模擬店で陳列してそれを売買するという、図工と算数、国語、社会が凝縮された内容となりました。
児童の人数は20人程度で多くないのですが、個々の児童に応じた役割分担と買い物内容が大切になってくるため、教員側の工夫が求められます。個々の児童をイメージしながら授業を組み立てるという授業の原点に立ち返ることができました。
売り手となった児童の手元には、おつりを計算する用紙がさりげなく用意されていました。商品をやりとりしながら瞬時におつりも計算する必要があり、大忙しでした。
カード決済や電子決済がどんどん広がっていますが、私たち大人も、このように体感的にお金や商品のやりとりを行った経験があるから、戸惑わずにカードを使うことができます。頭をフルに使った45分を終え、児童からは「疲れた。でも楽しかった」との感想が聞こえてきました。