本年度最初の“学校公開”です。早朝より，子どもたちの集団登校に交じって，一緒に歩いてくださる保護者の方を何人もお見かけしました。そうした“学校公開”ならではの特別感の影響からか，いつもの「おはようございます！」の子どもたちの声が，一段と大きく響きます。
新年度が始まって，わずか３週間余りでありながらも，授業参観時(１限目)の学習ぶりは，いずれも学級も随分と落ち着いた雰囲気の中で，それぞれの活動が進められていました。新年度が始まったばかりのこの時期に，さらには，たくさんの保護者や地域の皆様が見つめ続ける状況下で，これだけの集中を保つことができるのは，やはり素晴らしいことだと思います。
もちろん，私が参観した時間は，わずか数分程度のことですので，ひょっとするとそれ以外のところでは，残念に思われる場面があったのかも知れません。しかし，仮にそうだとしても，少なくとも数分間は既に学習集団としての機能を発揮し合える関係が築かれつつあることは紛れもない事実であり，今後その時間が４５分につながることへの期待を抱かせるに十分な姿であるように思われました。
