本日は、朝明中学校の国語科の水谷教諭が授業見学に入りましたので、同行して国語の授業をいろいろ回りました。
4年4組では物語文について「どこで主人公の気持ちは最も大きく変化したか」、つまり山場を探す授業でした。
文章中には「ここから山場」とは書いてないので、主人公の気持ちを読み取りながら、変化に注目するという、まさに物語の読解力をつける大切な授業です。
近頃は将棋でも人間に負けることがない人工頭脳AIですが、気持ちのこまかな移り変わりだけは、AIには読解不能、人間にしか読み取れない微妙な領域です。
さて、宮川先生が用意した提出枠に、何ページの何行目が山場かを記入して、送信します。
それをスクリーン上で一覧にすると、あっという間に、だれがどんな意見を持っているかがわかります。
タブレットを使った授業では、このように、手をあげなくても、全員の意見が発表されるという利点があります。そして、自分の送信した答えについての根拠をそれぞれ説明していくことで、議論が始まりました。