6月10日(水) プール開きから数えて2日後の2限目。この時の大矢知興譲小学校は,気温27度,水温23度で,決して快適な状況とは呼べないものの,それでも今年一番に入水を果たした1年生と4年生の子どもたちは,まさに“水を得た魚”のようで,狂喜乱舞?の歓声がそこかしこから聞こえます。こうした入水初日の子どもたちの一際甲高い歓声は,学校に夏の到来を告げる風物詩の一つとして,プールサイドに心地良く響きます。
それから早くも3週間が過ぎ,残り2週間となりました。今後も,あいにくの梅雨空に阻まれてプールに入れない日もあるかと思われますが,だからこそ入水のチャンスを,これまで以上に大切にして欲しいと願うばかりです。
さて,恒例のプール清掃ですが,今年は5月26日(火)に,6年生の児童が午後の2時間を費やし,タワシやデッキブラシを手に持って,泥や落ち葉に覆われたプールを美しくするために汗を流しました。
作業中の子どもたちは,終始一生懸命で,時に泥水がかかったりする場面にもまったく動じることなく,プールをきれいにするといった目的達成のために,手にした道具を一心不乱に動かし続けました。
そのおかげで,先にご紹介の通り,今年も全校児童が,安心してプールを楽しむことができています。
ところで,プール開きから2週目以降は,三重県教育委員会より特別非常勤講師として派遣される荻須明子先生〈(財)日本体育協会水泳上級指導員,日本赤十字社水上安全法救助員〉に,4年生以上の水泳指導をお願いしています。
子どもたちは,荻須先生の全体指導に加えて,個別のアドバイスを受けたりしながら,自身の泳力をめきめきと伸ばしています。