この日の2限目に全校児童が体育館に集まって,第1回(2学期に第2回を予定)の「音楽集会」を楽しみました。
最初の発表は1年生。“範を示してみちびけば~”と,難しい言葉で綴られる大矢知興譲小学校の校歌を,しっかりと覚えて,一生懸命に歌う姿は,これからますますの成長を予感させるに余りありました。2曲目は,童謡「かたつむり」の斉唱で,元気一杯の歌声と,“つのだせやりだせあたまだせ”の歌詞に合わせて,手を大きく突き上げるパフォーマンスが,何とも微笑ましく感じられました。
続くは3年生。4月から練習を始めたリコーダーによる演奏を披露。小気味のよいタンギングが,川本先生が奏でるピアノと絶妙のハーモニーを実現し,リコーダー本来の美しい音色を保った見事な演奏を聴かせてくれました。2曲目は,「茶摘み」の斉唱に加えて,8名の代表児童が手踊りを披露。伸びやかで,透き通るような声に合わせて,楽しげに踊る8名の華麗な手踊りが印象的でした。
最後は5年生。まずは,刑部先生のピアノに合わせて,「失われた歌」のリコーダー演奏。悲しい曲想を表現した素晴らしい演奏で,特に曲の終わりのフェルマータの息の長さには驚かされました。2曲目は「ビリーブ」の2部合唱。刑部先生の指揮に合わせて,それぞれが自分のパートをしっかり守って歌いきることで,素晴らしいハーモニーが体育館一杯に響きました。
以上,3学年の発表のあとは,いよいよ全校児童による合唱です。これまで聞き役であった学年の児童を含めた「校歌」と「世界が一つになるまで」の斉唱は,声に出して表現することの楽しさを確かめ合うかのような歌声となりました。