4年生の食育の授業です。北島栄養教諭が4年生の各クラスを回って、給食室で統計をとっている5月の全校残飯量(㎏)のグラフを見せていました。
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5月のデータを見ていると、なぜか、米飯の月曜日は安定して残飯量が多いのです。子どもたちは配られたメニュー表を見ながら、首をひねります。
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一番残飯量が多かったメニューは、5月16日の「米飯、いわしのしょうが煮、ゆかりあえ、新じゃがのそぼろ煮」。これを見て、ちょっと気づいた児童も何人か。
「ごはんが進むかどうかかなあ」「白いごはんの日は多いみたい」「焼きそばの日は、残す量が少ないよ」
栄養教諭が質問します。「じゃあ、食べやすい焼きそばやハンバーグばかりの毎日でもいいの?」
そこで登場するのが、「食事摂取基準」。さまざまな栄養の一日に必要な量です。
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「給食は一か月全体で、必要な栄養がとれるようになっているので、同じメニューだけ食べればいいというわけではないんです」
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「体が小さくて、みんなと同じように食べられない、という人も、おかずを残さずに、写真のようにごはんの量で調節するといいんですよ」
米飯の日はごはんが進まない、と言わずに、うまくごはん量を調整しながら、おかずはしっかり食べたいものです。