演題　「今，わたしたちができること」

　　　　～感じよう。子どものこころ，子どもの声を～

講師　公益財団法人反差別・人権研究所みえ研究員　三輪真裕美さん

　今回で３回目となる三輪真裕美さんの講演会というだけあって，開始時刻を迎えても，受付に並ぶ参加者の列が途切れません。用意された座席も満席となり，予定を１０分程遅れての講演開始。いきなりのマシンガントーク炸裂で，子育ての本質をユーモアたっぷりの語り口と，ワークシートを使った参加型の活動を適宜取り入れられながら，いついかなる場面においても，大変分かりやすくお話しくださる三輪さんの話芸？に，会場の誰もが一気に引き込まれました。次に，三輪さんが「まとめ」とされたことを整理しますのでご参照ください。

☆わたしの中にある「ものさし」に気づく☆

　一面だけで判断するのではなく，いくつもの「ものさし」を持つことで多面的に子どもを理解する。　

☆「叱り方」によって，子どもたちの自尊感情を傷つける☆

　悪口や侮辱，非難，脅迫，皮肉など，大人の感情に任せた迫り方によって，子どもの自尊感情はズタズタになる。

   まずは，スキンシップを大切に，「だいすき」のメッセージを，我が子に届け続けることから始めましょう！