新型コロナウイルス感染症の感染拡大が各地で緊急の課題になっておりますが、
子どもたちの新学期はスタートしました。本年もよろしくお願いいたします。
新型コロナウイルスに関する当面の対処については、本HPでもダウンロードできる校長だより「興譲」の1月11日号にて詳しく書いております。本校児童の各家庭には本日配付されたものをお子さんが持ち帰っていると思います。
さて、本日の始業式も校長室をスタジオにして、Zoomによるリモート式で行いました。校長あいさつとしては、新型コロナのニュースが大きくなっている中で、「おめでたい」と言えない空気があるかもしれないが、「2つの意味でおめでたい」という話をしました。1つは、2学期のように始業式が延期されることなく、こうして全校の児童ががんばって登校できたこと、3学期も協力していく仲間と再会できたこと、は大変おめでたいし、ありがたい。もう1つは、新年の誓いを多くの人が立てていると思うが、新年だからこそ、そんな機会が与えられて、新たな気持ちでがんばれる。それはおめでたい。さて、どんな誓いや目標を立てたでしょうか・・というものでした。各教室の映像を校長室で見ている限り、3分の1ぐらいの児童が、新年の誓いや目標を立てた、と挙手していました。それが達成できれば、まさにおめでたいことで、頑張ってほしいと思っています。
始業式のあと、各教室を回ると、黒板に「虎」が登場している教室が3つありました。いずれも6年生です。まずは、提出物をきっちり確認するよう、虎効果を狙ったクラス。
次のクラスでは、担任の先生から「6年生として卒業までがんばってほしい。伸びてほしい。担任としてもドキドキします」という話のあとに、四字熟語「虎頭蛇尾」と大書。
その心は・・竜頭蛇尾と同じ意味のいましめで、新年当初は立派な虎の顔でスタートダッシュを決めても、卒業の頃に息切れして、蛇のしっぽのような細さにならないでね! という担任の願いでした。
最後にご紹介するクラスの黒板には、「と 時には苦もあり」「ら 楽もあり」・・「とら」というわけで、年頭の担任メッセージが虎のイラストつきで示されていました。さて、どんな年になっていくのか、楽しみになってきました。