1年生の音楽では「ほしぞらのようすをおんがくであらわそう」という教科書ページに沿って、トライアングルや鈴などを使った合奏を行っていました。
「ピカピカ~」「キラキラ~」という雰囲気を音でどう表現するか、グループごとに苦心していました。
感心したのは、演奏を聴いたあとに、どんな点がよかったかを交流しあう時間です。
「トライアングルの持ち方を途中で変えて、音を変えていたのがよかったです」など、言われて初めて気づいた点まで指摘が出ていました。
「なんとなくいい」「ええ感じ」で終わらずに、言葉でこまかく表現する努力は、言語能力を高めるのに大変重要です。
その点、比較するという活動は子どもたちの言葉を引き出すのに効果的です。たとえば1枚の絵を見て感想を語らせると言葉が出ませんが、2枚の絵を比較させると、いろいろ出てきます。
今回の授業では、トライアングルの演奏の前半と後半を比較し、的確に違いを表現できた点に舌を巻きました。