連休が明けても、市内の新型コロナの感染状況は好転せず、学校では引き続きさまざまな感染対策を行いながら、授業を進めています。
音楽の授業では大きな声で合唱したりする形を避け、合奏やリズム練習(写真は1年生のカスタネット)などを行っています。
困ったのは英語の授業です。
たとえば写真の授業では5月の4日を英語で表現するときの4th(fourth)のthをどう発音するか。せっかくALTのアルバートさんが来ている授業なので、きっちりした発音を学びたいところですが。
新型コロナが流行する前なら、互いに発音と口の動きを確認しながら進めることもできます。「はい、thの時は舌を軽く出して、歯でかむというか、前歯が舌に触れた状態で音を出して~」「そうそう、舌が見るか見えないかという状態ですね~」
しかし、マスクをとって発音練習するわけにいかず、結局はマスクをつけながら、アルバートさんが「はい、ゆっくり~、thのスーッという音出して~」とマスクごしの児童の発音を聞いていました。
新型コロナをうらめしく思った瞬間でした。