6月27日(木)3年生メディアリテラシー出前授業
今日は「ヒューリアみえ(公益財団法人反差別・人権研究所)」の
荻田実樹さんに来ていただき、「SNSやインターネットの便利さと危
険な点」について学びました。
授業のねらいは、「今後携帯電話を持ち、SNSを利用した時に、ど
のように気持ちのすれ違いが起き、これを防ぐためにはどのように行
動したらよいのかについて理解し、生活に活かす」ことでした。
荻田先生は市内全小学校3年生を対象に出前授業をしてみえます。
昨年度も大谷台小で現4年生を対象に授業をしていただきました。
荻田先生はどの学級の児童ともすぐに打ち解け、軽快でパワフルな
声かけと、考えたい場面をパワーポイントで写して授業を進められます。
「(動物たちがメール交換をしていて)何か気になることはない?」
『犬さんからの返信がない』
「もし、犬さんのように返信がなかったら、犬さんのことは気になる?」
『他の動物が送ってくれたので気にならない』
『何で送ってくれないんだろう?と思う』
『犬さんは体調がわるいのかな?』 *いっぱい意見が出る
「でも、送らなかった犬さんの気持ちはだれもわからないね」
「どうする?」
『犬さんにメールを送って確かめる』
『犬さんに聞いてみる』
『犬さんのお母さんに聞いてみる』
「この中のだれかが、犬さんをいじめてやろうと言い出したら、みんなはどうする?」
(中略)
「インターネットと正しくつき合うための合言葉『イイカナ』
イ: いちど 立ち止まって考えよう
イ: いろんな見方や 考え方があると知ろう
カ: かくれた見方があるかも と思おう
ナ: なるほど とわかって うけいれよう があります」
荻田先生は「インターネットの中だけでなく、今日習ったことを実際の生活でも使
ってみよう」と話を終えらえました。今回で学習は終わりではなく、今後も継続して
診る必要があります。