四日市市立大谷台小学校
 

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2024/09/24

4年生 社会

| by 大谷台小学校教職員
単元「わたしたちのくらしと水」を教育実習生の倉田先生と学んできました。

今日は、「汚れた水がろ過されて、きれいになるかどうかを確かめよう」をテーマに学びました。

どろ水のろ過の予想と結果、
醤油のろ過の予想と結果を比べました。

「どろ水きれいになるんかな」
「しょうゆはきれいにならんやろ~」
と子どもたちの予想。



実験の結果、
「どろ水より醤油のほうがきれいになりにくいってことかな」
「醤油は薄くはなったけど、ほとんど変わっていないってことだね」
「予想と外れて醤油はきれいになるのが難しいんだ」
「ろ過するのって思ったより大変なんだな」
「めっちゃ時間かかるやん」
「醤油っていつもつかっているけど、ろ過するの難しいんだ」
と気づくことができました。


実験の結果と今までの学習をつなげます。
「一人あたり1日、313リットルの水を使っているということは、四日市市全員の水をきれいにするには、たくさんの時間と努力が必要ということ」がわかりました。


醤油がきれいになりにくいことがわかりましたが、さらに考えを深めます。

身近な飲み物などで、醤油のようにろ過するのが難しいと思うものは?と考えると、
「血、牛乳、みそ汁、コーヒー、ジュース、お酢」などが出てきました。

それを川や海に直接流してしまうと、環境が破壊されてしまいます。
けれども、今、下水に流すことができています。それをきれいにしているのが浄化センターということですね。

浄化センターがあるからと言って、醤油などをそのまま流すということはいけません。
理由を考えると、子どもたちは、
「浄化センターの人たちに迷惑がかかる」
「ろ過するのに時間がかかるから大変になる」
「なんだかSCDs的にいけない気がする」と考えることができました。

「醤油などをすべて流さない」ことは難しいですが、
「給食の牛乳を残さない」
「習字の墨を出すときに気をつける」
「賞味期限内に飲み切る」
と実生活に即して考えることができました。
10:48