物語文「ごんぎつね」を学習しています。
「登場人物の気持ちを考え、自分の言葉で伝える」ことをめあてとして、第4場面から第5場面を学びました。
登場人物のごんは、うなぎを盗んだ償いとして兵十へくりや松茸を持っていきます。
しかし、兵十は加助からの「神様の仕業だぞ」というアドバイスを信じてしまいます。
それを聞いたごんは、「つまらないな」とつぶやきます。
その「つまらないな」という言葉に現れるごんの気持ちを考えました。
問 ごんの気持ちがわかるところ
「おれがくりやまつたけをもっていっているのに・・・。」
「おれにはお礼を言わず・・・。」
「つぐないにもっていっているのに・・・。」
「神様じゃないのに・・・。」
「おれは引き合わないな・・・。」
「ごんは、やっぱり兵十に気づいてほしい。しかし、気づかれたら殺されてしまうから、どうしようか悩んでいる。」
「気づいてほしい。やっぱりつぐないしていることをがんばっているから。自分だったら気づいてほしいとも思う。」
「気づいてほしいと思う。ごんは、兵十に謝りたいと思っているのではないか。
「けど、見つかったら盗人と思われるから、どうしようかと思っている。」
など、ごんの気づいてほしいけど気づかれたらどうなってしまうのか不安に思う心情を、自分の言葉で伝え合うことができました。