今日、5年生は、理科の「流れる水のはたらき」の学習で、鎌谷川に出かけました。
流れる水のはたらきとは、①水の流れは土地を削るはたらきがある。②川のカーブでは、内側がゆるやかで土がたまり、外側が流れが速く土地が削られる。③流された土が新しい土地を作る。などの学習をします。
今日の学習の前に、学校で水を流し、実際に土地がどのような変化をするかを学びました。今日は、学習したことが実際の自然の中でどう生かされているかを考える時間です。
川の姿を土手から見たり、橋から見たりして、学習したことを確認していきました。
カーブの外側の流れが速くなるところは、土地がけずれないようにコンクリートで固められています。逆に、内側は土がたまって草が生い茂っていることも確認しました。
また、ただ固められているだけでなく、下に隙間を作ることで生き物が暮らすことのできる環境を作っていることも聞きました。これは、学校の実験だけではわからないことです。
学校での勉強はただ覚えるだけのものではなく、生活に役立つということや、実際の生活では更に工夫がこらされていることなど、様々なことを学んだ2時間になりました。